0から始めるエレキギター 初級編

音楽
この記事は約6分で読めます。

はじめに

こんにちは、UGです。

今回はエレキギターをこれから始めるかた向けへの記事となっております。

オリジナル音楽制作についていろいろと今までお話をしてきました。

その中でまだ楽器が何も弾けない状態であれば何をするのがよいか、ということでエレキギターを一番オススメをしています。

それは、比較的簡単にある程度は弾けるようになるということ、また初期費用も安価であること、最後にDTMの音源では再現が難しいことをあげてきました。

再現が難しいというのは、DTMのMIDIで音を作るとカラオケのギターの音のようになるからです。

ですので、ギターを実際の演奏で録音することで、楽曲はかなり本格的に仕上げることができます。

またエレキギターにはさまざまな音色を作ることができて、アレンジにおいても大きなバリエーションを得ることができるでしょう。

まずは3ヵ月を目標としてある程度エレキギターが弾けるようになるための内容をお伝えできればと思います。

初めの一か月

初めの一か月は基礎練習になります。

知っている好きな曲を弾いてみたい、という気持ちは分かりますがまず左手、右手ともに指や腕を動かすことに慣れましょう。

まず右手の話からしますが、ピックで弦を弾く(はじく)ことをピッキングと言います。

上から降ろすように弾くのをダウンピッキング、下からあげて弾くのをアップピッキングと呼びます。

おいおい慣れてきたらダウンとアップを交互に行いますが、まずはダウンピッキングのみで始めましょう。

左手ですが、初めの練習はドレミファソラシドを弾くことです。

2オクターブ分を紹介しますが順に練習してみてください。

とにかく反復して、一定リズムで弾けるようになるまで練習をしてみてください。

次にコードの練習をしてみましょう。コードとは和音のことで、一度に数本の弦を押さえて、右手は一気に鳴らします。

簡単な曲から始めるのがよいので、「春を愛する人」から初めて慣れて見ましょう。

ちょっと曲が暗くてすいません。

3コードだけで成り立っており、どれも抑えやすいコードですので初心者向けですね。

こちらもまずはダウンピッキングのみで練習をしましょう。

これらがある程度弾けるようになったら、次にアップピッキングのみで両方とも練習してみてください。

それが終わると次はダウンアップ交互にこれらを練習しましょう。

次にペンタトニックの練習をしましょう。

ペンタトニックとはドレミファソラシドから二音抜いたものになります。

ロックギターでは頻繁に使われる手法なので、まず基本的な動きをマスターしましょう。

先ほど覚えたダウンアップピッキングを使って弾いてみます。

初めはゆっくり、徐々に速くしていきましょう。

ただ、無理に速くするのは禁物です。

今の段階はそれほど速くなくてもよいので、正確にしっかりと弾くことが大事になります。

次にコードをもっと覚えるために弾き語りの練習をしましょう。

今の段階では歌いながらでなくて結構です。

楽器屋さんに行くと弾き語り名曲集などが売っていますので、自分の好きな曲が入ったものを購入して練習していきましょう。

ここで、先ほどでてこなかったセーハを使ったコードが出現します。

ギターを弾く上で最初の、また最大の壁と言われる部分になります。

セーハとは左手の人差し指ですべての弦を押さえる奏法になります。

今後様々な曲を演奏していく上で避けては通れませんので、頑張ってマスターしましょう。

初めて1ヶ月目で取り組む内容としては以上になりますね。

2ヶ月目の練習

さて、2ヶ月目に突入をいたしましたが、今までのドレミファソラシドやペンタトニックなどは常に準備体操のように練習をしましょう。

その上で今回はパワーコードを使ったリフの練習に入りましょう。

パワーコードとはコードの中の低音二音だけを押さえて弾く手法で、ジャンル問わず使用されますが、主にハードロックやヘヴィメタルなどでよく使われる奏法になります。

古い曲ですが、ディープパープルの「スモークオンザウォーター」などが初心者にはやりやすいかと思います。

ここで出てくるのが右手を使ったミュート奏法ですね。

ズズギャー!とギターを鳴らす時のズズ!の部分です。

右手のてのひらの外側で弦の端を軽く押さえながら演奏をします。

続いては弾き語りの右手のストロークのアレンジについて、幅を広げていきましょう。

コードというのははじめ左手の押さえることに難しさを感じるかと思いますが、慣れてきてから難しく、また奥が深いのは右手のストロークです。

基本的には一定のリズムでアップダウンを繰り返してその中で、カラピッキングを挟むことでいろいろなリズムを刻んでいきます。

Aメロ、Bメロ、サビと刻みかたを変えることによって、曲の構成を作ることができますし弾き語りとしても聴いてて飽きないよう演奏することができます。

3ヵ月目

さて、2ヶ月間エレキギターの練習をしてみていかがでしょうか。

結構思ったよりも弾けるようになってきたのではないでしょうか。

引続きエレキギターっぽいハードロックから課題曲を一曲あげましょう。

ブラックサバスの「パラノイド」です。

こちらの曲はリフはパワーコード、ギターソロはペンタトニックのみで構成されてますので、今までやってきたことを駆使すればひくことができるでしょう。

バンドスコアなどで譜面をは見ることができるかと思うのですが、基本的には耳で聴いてコピーをすることをおすすめします。

耳が鍛えられますし、今後オリジナル音楽を作っていくにあたっても役に立つと思います。

最後にカッティングです。

これは完全に右手の練習です。

カッティングの魅力については過去にあげている記事があるので参考にしてください。

ポップス、ファンクなどリズミカルなジャンルには欠かせない奏法です。

やってみてほしい曲は、シックの「レフリーク」です。

ペンタトニックを基調としたシンプルなカッティングリフになりますが、初心者が取り組むにはちょうどいい曲かと思います。

さいごに

さて、皆さまいかがだったでしょうか。

3ヵ月とう期間でさまざまな角度からの練習を盛り込んでみたつもりです。

オリジナル音楽を作る方前提で記事を書いてますので、いろんな奏法をまんべんなくできるように基礎をかためてみました。

ここまで弾けるようになったら、あとは自分の好きな曲をどんどんとコピーして楽しみながら技量をあげていってください。

このブログでは皆さまのお役に立てる情報を発信をしていますので、よろしくお願いいたします。